制作実績

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美味しそうな食べ物を目の前にすると、「美味しそう!」という気持ちを写真に残しておきたいと思って、カシャッと撮影したくなるものですよね。

食べてなくなってしまう芸術品ですから、美しく撮って、美しく残して、友人に共感してもらいたいものです。

いかに「非日常」を切り取り、日常を無くせるか

写真はフィルムやセンサーで感光させて像を記録するものですから、光のコントロールが非常に大切であることは間違いありません。

できるだけ光をコントロールすることは大切なのですが、日常を切り取る写真ですから、照明を当てたりすることは現実的ではありませんよね。同席する友達もそんなに寛容な人ばかりではありませんから、ササッと撮影してしまわなければいけません。

ですので、光のコントロールはできる範囲で意識するしかありませんが、普段と違う写真を撮りたいのであれば「非日常感」を狙うのがポイントです。

この写真は普通の家の照明下で、iPhoneで撮影したものです。

撮影する時に気をつけたところは、

  • 撮影する人の影が写り込まないようにする
  • なるべく正確に真上から撮影する

この2点を意識しました。

ちょっとした日常の雰囲気が見えてしまうと、そこから生活感が滲み出てきてしまいますので、なるべく不要な情報を排除することが大切です。

普段の自分の目線ではあまり見ないアングルで、できるだけ左右対称を意識して非日常を作り出し、日常を感じる情報を無くしていきました。

何気ない日常のようで、どこか違うような雰囲気を作り出すことを意識して撮影してみましょう。

少しだけストーリーを意識する

写真はその瞬間を切り取ったものですが、その前後に何が起きるのかを想起させることでストーリーを持たせることができます。

アートのような壮大なものを意識したら、撮る人の荷が重くなり嫌になってしまうでしょう。ちょっとだけでいいのです。

この写真はカット前のいちごです。そこにペティナイフを添えることで、これからカットすること、食べることを想起しやすくなるのではないかと想像して撮影しました。

そして最初の写真と合わせて投稿することで、時間軸がよりクッキリすることと思います。

望遠レンズ、マクロレンズを意識する

iPhoneのバージョンによって機能は変わりますが、レンズの基本として、望遠レンズを使うことで背景の視野角が狭まり、遠くのものが大きく映るようになります。

逆に広角は多くの背景が映るので広く見えるぶん、被写体は小さくなりがちです。

月や富士山が思ったように撮れないのは、携帯が広角寄りのカメラを備えているためです。

とはいえ、最近のiPhoneはずいぶん望遠やマクロっぽく撮れるようになってきました。

これはただ余った食材を切って載せただけの簡単料理ですが、皿の一部を切り取ったような望遠風の切り取り方をしているため、より食材に目が行くようになっています。

薬味たっぷりのイメージをつけるため、皿は緑に近くて違う青い色を選ぶことで補色の効果を狙っています。

明るさや色補正もしていますが、それは次の機会に取り上げることとして、できるだけ日常にある「非日常」を切り取るように意識すると、色々なアイデアが浮かんで楽しくなってきます。

普段とは違うアングル、構え方を意識して、映える写真ライフを楽しんでみてくださいね。

過去のブログでは補正の補正のことを取り上げいます。

弊社スタッフも日々、色々なアイデアを考えながらインスタグラムに挑戦しています。

東京ストリーミング 公式インスタグラム https://www.instagram.com/tokyostreaming_live/

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