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東京ストリーミングの実績を、少しだけですが紹介します

人は弱いものです。実際27kmも山の中を走れるものかと思い始めてから、尻込みしてしまいました。

途中までの小仏城山までなら行けるか。あそこでかき氷食べてくるのを目的に頑張ろう。

そんな子どもみたいな目標設定をしていたけれど、フラスクに水を入れたり、日照りを防ぐための服装を考えたりしているうちに、心のエンジンがかかってきました。

朝6時半に高尾山口駅に着きました。スタートはここからです。ひとまず陣馬山までは走り切って、その後は体力の残り方で考えよう。

走り始めてすぐ、体が重いことに気付きました。ちょっと走るだけで息が上がる。寝不足か水分不足か、ただ単に体が温まってないだけか。

体に鞭打ちながら、高尾山の稲荷山コースを終え、頂上には向かわず巻き道で裏高尾に入ります。

天気は曇り。日照りの中を走るよりずっと快適

1時間弱で小仏城山。全体の3分の1くらい。ここまで来るうちに体が馴染んでスタスタ走れるようになりました。

根っこを避けたり、砂利や岩場を上ったり。平地を走り続けるランニングより面白いのは、一足ごとに状況が変わり続けるところにあります。

右が上りで、左は平坦に近い巻き道。写真で見るより急坂なので、体力に合わせて選んで走りました。

景信山を抜けて20分ほど走った堂所山の近くに、絶壁に見えるくらいの急坂が現れます。急すぎて笑ってしまうくらいの傾斜。すぐ横に巻き道がありますが、ここは急坂を突破。

明王峠を通過したら陣馬山は目と鼻の先。陣馬山に近づいてくると、山道の木々が変わって美しい道に変わる気がします。

往路14kmほどを2時間40分で完走!思いのほか青空が見えて、陣馬山特有のパノラマ感を楽しむことができました。

冷えたコカコーラを一本買って、ひさしのあるベンチで喉を鳴らしながら飲む。本当にうまい!「生き返る!くぅーっ!」と、心の声が無意識に口に出ます。

高尾山が標高599mに対して、陣馬山は855mあるため、この往路は上りがメイン。

30分ほど休憩したら復路の高尾山口駅を目指しますが、下りメインなのでタイムは縮めたいところ。

このあと、恐れていた事態に陥り、走ることもままならなくなってしまいました。

続く。

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